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【世界のマナーから学ぶ】イタリア式レストランマナー:ジェスチャーも“会話の一部”?

イタリアといえば陽気で情熱的な国民性と、美味しい食文化が魅力。実はその食卓では、ジェスチャーや会話が大きな役割を担っています。ただ食べるだけでなく、「一緒にいる時間」そのものを大切にするのがイタリア流。今回は、イタリアでスマートに食事を楽しむためのマナーをご紹介します。




1. 食事中の会話は“主役のひとつ”


イタリアでは、静かに黙って食べるのはあまり一般的ではありません。家族や友人とのおしゃべりを楽しむことがマナーの一部。もちろん、レストランでは周囲に配慮した音量が求められますが、食事の場は交流の時間と捉えるのがイタリア流のエレガンスです。



2. パンはテーブルに直接置く?


イタリアでは、パンは通常バスケットで提供され、バターは出てこないのが一般的。また、パン皿がなく、直接テーブルクロスの上にパンを置くのが伝統的なスタイルです(もちろん清潔なクロスであることが前提です)。



3. ジェスチャーは「共通語」


会話の中に自然と溶け込むジェスチャー。手振りや顔の表情が豊かなことも、イタリアの特徴です。ただし、フォーマルな場では身振り手振りが過剰にならないよう注意が必要。落ち着いた所作と笑顔で、品良く表現するのがベストです。



4. お会計は席でスマートに


イタリアでは、お会計を伝票でテーブルに持ってきてもらうのが一般的。レジで支払うスタイルはカジュアルなトラットリアでは見られますが、高級レストランでは避けましょう。また、食事の割り勘は一般的ではないため、誰かがスマートにまとめて支払うスタイルが好まれます。


イタリア式マナーは、食事を“味わう時間”そのものに価値を見出します。心を込めたコミュニケーションや、相手を尊重する振る舞いこそ、真の美しさ。次回のイタリア旅行やレストランディナーに活かしてみてくださいね。



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