【世界のマナーから学ぶ】スペイン式・食後の“ソブレメサ”文化が教えてくれること
- 国際マナー協会
- 6月16日
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食事が終わった後、すぐに席を立っていませんか?スペインでは「食後の会話(ソブレメサ)」こそが、本当のおもてなしの時間だと考えられています。
ソブレメサとは、直訳すると「テーブルの上」という意味。しかし、文化的には「食事の後に、コーヒーやデザートを楽しみながら会話を続ける時間」を指します。スペインの家庭やレストランでは、食後すぐに席を立つのは、相手との会話を楽しむ余白を放棄する行為と捉えられかねません。
この時間に、家族との絆が深まり、ビジネスの信頼関係も築かれていく。つまり、食後のふるまいは“マナー”の集大成でもあるのです。

私たちもこの習慣を参考に、会食後の余韻や空気を味わいながら、相手との距離を少しずつ縮める工夫を取り入れてみてはいかがでしょうか。お料理の味だけでなく、“空間の味わい”を楽しむ。そんな豊かさが、エレガントな女性の品格をさらに高めてくれます。
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